恋愛*モノグラフィティ
その後も旅行のしおりを見ながら
持っていく物を確認しつつ
次々とバッグへ収めていく
「ちょっと休憩すっか~…」
と、一息つこうとした時には
もうすでに夜中の1時を回ろうとしていた
「旅行行く前から
なんか疲れたなー…」
旅行の前日が一番楽しい
前に紫音がそう言っていた
だけど今この部屋が散らかっている
終わりが見えない情況で
さすがに俺は楽しいと思えない
つーか…
「さすがに眠ぃ~な…」
眠さと疲れで意識が徐々に薄れていく中
俺はベッドに寝そべった