続・危険なアイツと同居生活

「ザキ氏って誰？」




玄が薄ら笑いを浮かべる。




「あれだろ。

ドラクエの呪文の……」




碧になりきれない蒼はクールな顔で答えたが……



いや、蒼、それは無理があるよ。






それでも客席は大いにウケていて。

なんだかいつものライブより、アットホームなライブだったよ。







碧に狂わされ、碧に魅了され、碧に夢中。

あなたの全てが大好き。

あたしは、そんなあなたの力になれているのかな？

あたしがいるから頑張ってくれるのかな？