続・危険なアイツと同居生活
「あたしね、ハルがミスターになって正直不安なの」
「え?」
あたしは芽衣を見た。
いつも芯が強くて冷静な芽衣。
だけど、今日の芽衣は壊れてしまいそう。
「ミスターになって、すでに女性誌に出たりポスターになったりって話があるの。
ハルはあたしのハルだったのに……」
何だか分かるな、その気持ち。
すごく不安で自信が持てなくて。
この先ずっと付き合っていられる保証だってない。