続・危険なアイツと同居生活






ガサッ……





ふいに柵の向こうで音がした。

あたしと蒼は、同時に音のするほうを見た。




嫌な予感がした。

そこには第三者がいる。

もしかしたら、週刊誌の記者かもしれない。

こんな場面見られたら、またヘンテコな記事を書かれてしまうよ。





蒼は顔を歪め、静かに聞いた。



「誰だ」




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