続・危険なアイツと同居生活
「本当はすごく仲良くって、個性的で。
いつも笑いながら喧嘩して。
時には慰め合って。
あれはただの、パフォーマンスだよ」
パフォーマンス……か。
「仕事もプライベートも全力。
それが俺たちだよ?」
仕事もプライベートも全力……か。
何だか胸に沁みるよ、蒼の言葉。
俺、プライベートには全力で向かい合っていなかったね。
俺も蒼みたいに、大学で楽しい思い出残さなきゃね。
「うるさいなぁ、蒼!」
俺は叫んでいた。
「俺が馬鹿ってことバラしたんだから、容赦しないよ!?
今日のバスケ途中でヘタれたら、タマ引っこ抜いてやる」