続・危険なアイツと同居生活
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「ダイくん。好きです」
あたしの身体は震えていた。
ガタガタと。
目の前のダイくんは、その優しげな顔をさらに優しく歪めた。
ダイくんは、頭も良くて、性格も穏やかで、スポーツも出来て、そしてかっこいい。
クラスの華的な存在ではなかったけど、その素朴なダイくんに惹かれたんだ。
「あたしと、付き合ってください」
震えていた。
だけど、少しだけ自信があった。
だって、ダイくんはあたしと仲良くしてくれていたから。
勉強を教えてくれたり、メールしてくれたり。
だから、期待してしまったんだ。