続・危険なアイツと同居生活
何!?
この嫌な感覚。
身体がぞくっと冷えるような感じだ。
「いいでしょ?」
気付いたら、あたしの身体はダイくんに抱きしめられていた。
左耳にダイくんの息がかかる。
背中に鳥肌がたつ。
逃げようとするのに、あたしの身体はダイくんにがっちり掴まれていて。
身動き一つ取れなかった。
「彼氏に聞かせてあげようよ。
別の男に狂う声を」
絶対に聞かせない。
あたしには蒼しかいないんだから。