続・危険なアイツと同居生活
「あたし、邪魔かな?」
亜美が少し紅い顔で言う。
そんな亜美を見て、ううんと首を振る蒼。
いつもの優しい蒼だ。
「もうすぐ同窓会、終わるよね?」
その言葉に頷く亜美。
「じゃ、俺は唯ちゃんともう一軒行くけど、亜美ちゃんも行く?」
「え……」
頬をさらに染める亜美。
「あたしのこと、覚えていてくれたんだ」
「もちろんだよ。
だって唯ちゃんの友達じゃん」
蒼は楽しそうにそう言った。