続・危険なアイツと同居生活






あぁ……最悪のタイミングだ。

お父さんは碧にキレていて、今は優弥さんと商談中で。

お母さんと桜は碧に夢中。

あたし、どうしたらいいの?





お母さんはあたしを見て、その隣にいる蒼に目を移す。

その瞬間、顔が真っ赤になる。





「はじめまして。

戸崎蒼と申します」




蒼は深々と頭を下げる。




「今日はご挨拶に参りました」




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