続・危険なアイツと同居生活





そんな戸崎さん。

優しくて時々お馬鹿な戸崎さん。

だけど、俺たちはFのことを聞けずにいた。

いや、何回かチャレンジしたことはあった。

でも、さらりとかわされるのだ。






「戸崎さん。

学生の頃、何してました?」




その問いには、




「お馬鹿してた」




「芸能人ってかっこいいですね」




には、




「うん。TODAYはイケメンだね」




なんて言われる。




「戸崎さん、ギター詳しくないですか?

ギターの歪んだ音の作り方が分からないのですが」




その問いには、




「にちゃんねるがいいよ」




などなど。



カラオケに行ってもめちゃめちゃに騒いで終わりだし、

Fの話題が出た時には必ず戸崎さんはいない。







だけど今日、意外なことが起こったのだ。





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