続・危険なアイツと同居生活






ステージが暗くなり、セットが始まる。

時々鳴るギターやドラムの音に痺れた。





「一番前行こう!」




人々を掻き分け、一番前へ出る。

完全アウェイのため、最前列はほとんど人がいなかった。





「次はあの変なグループだよな?」



「ふとももフェチ?

大したことねぇよ」





そんな声が聞こえた時、ステージが明るくなった。






< 707 / 781 >

この作品をシェア

pagetop