続・危険なアイツと同居生活
「そんなにすげぇ奴と、同じ土俵に立つんだ。
俺らももっと頑張らねぇと」
その言葉に俺は頷いていた。
そして言っていた。
「カズなら絶対大丈夫」
それはもちろん嘘ではない。
本気でそう思う。
だって、すでにみんなが認めているんでしょ?
キング、絶対有名になれるよ!
「ザキ。お前っていい奴だな」
カズはそう言って楽しそうに笑った。
「お前と話すと元気でる。
ふとももフェチはマジで馬鹿なグループだけど、俺らはいい友達になれそう。
メジャーデビュー後もよろしくな!」
その言葉が嬉しくて、
「うん!」
俺は大きく頷いていた。