続・危険なアイツと同居生活




「そんなにすげぇ奴と、同じ土俵に立つんだ。

俺らももっと頑張らねぇと」




その言葉に俺は頷いていた。

そして言っていた。




「カズなら絶対大丈夫」




それはもちろん嘘ではない。

本気でそう思う。

だって、すでにみんなが認めているんでしょ?

キング、絶対有名になれるよ!





「ザキ。お前っていい奴だな」




カズはそう言って楽しそうに笑った。




「お前と話すと元気でる。

ふとももフェチはマジで馬鹿なグループだけど、俺らはいい友達になれそう。

メジャーデビュー後もよろしくな!」




その言葉が嬉しくて、




「うん!」




俺は大きく頷いていた。






< 730 / 781 >

この作品をシェア

pagetop