続・危険なアイツと同居生活






そんな疲れ切った俺に、嬉しい出来事も舞い込んでくる。

北野さんが何だか大きな包みを持っていて。

北野さんの後ろには、中山をはじめとする後輩たちが並んでいた。

受け取ると、何だかずっしりと重い。





「何ですか、これ」




そう聞くと、いいから開けろと北野さん。

言われるままに開けると、箱に入った栄養ドリンクに、いちごチョコレートに、フルーツ味の飴。





「わぁ!ありがとうございます!」




思わずそうお礼を言った。





俺、周りから見たら、そんなに疲れ切っていたんだ。

まだまだだな、俺。

だけど、すごく嬉しい。

これを糧に、夏フェス絶対に頑張る!!






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