続・危険なアイツと同居生活





「それにしても、F、ますます進化していますね。

大人になって、味が出たというか」



「でも相変わらず戸崎さんはかっこよかった!!」



「ふとももフェチは何だったのでしょうか」




Fについて議論を始める後輩。

面と向かってFのことを言われるのはやっぱり恥ずかしくて。

俺はビールを一気に飲み干していた。




「うわっ!

戸崎さん、やめてくださいよ?

ゲボリーマンは」




中山が露骨に嫌な顔をする。

俺は大丈夫と言って、中山の肩に腕を回した。



大丈夫といっても、頭がくらくらする。

いつまでたってもアルコールには慣れないようだ。




< 767 / 781 >

この作品をシェア

pagetop