自由人女子に一目惚れした天真爛漫ヤンキー
もちろん、学校でも休み時間を無駄には出来ない。
全て、全部、全部、勉強に費やす。
それだけ本気ってこと!!
「どうしたのー?諒ちゃん!難しい顔しちゃって!」
「お、舞か。……そうだ!確かお前さ、勉強出来るよな!?」
「うん。そこそこはね♪」
「じゃ、今日から舞と銀が俺の家庭教師係りだ!」
「なんで俺も入ってんの?」
頼るのは幼なじみの銀と舞。
銀はトップクラスの頭脳だし、舞は転校してくる前は進学校にいた。
よし!
この二人なら頼れる〜♪
早速、舞と銀となぜか大地を連れて放課後俺の部屋に集合。
指揮を取るのは、一番頭の良い銀たん。
「じゃあ、まずは諒哉が一番苦手だと思う英語からやる」
「そうだねっ♪諒ちゃん数学は得意っぽいもん!」
かけ算苦手だけど、こんな俺にも得意科目の一つはあるし!