自由人女子に一目惚れした天真爛漫ヤンキー



そんなことがモロモロあって、疲労感がかさまし。


楽しいけどこうゆうのツライ………。



「おーおー疲れてんな。諒哉」

「瞬さん……バイト自体に疲れてないです。スカウトマンと大人の女性に疲れました」

「はははっ!!確かに、諒哉は黙ってればイケメンだもんな〜」

「イケメンじゃないです……うぅ〜」

「諒哉は丁寧過ぎるんだよ。もっと銀ぐらいズバッと切り捨てろ!」

「銀は冷たさの加減知らないんで」


銀は、スカウトマンもしつこい女性もみーんな一刀両断する。


嫌なモノは嫌がハッキリしてるっつーのかな?


そんな銀だけど売り上げは一番デカイ。


大人で冷静な性格だからこその結果か。


「諒哉。休憩交代」

「ヤダ……。銀たん頑張って来いよ」

「まぁ、頑張るしかないな。ありすと同棲する予定だし」

「ふーん。……ええっ!?」


同棲!?


親にもあんまり良い顔されてないらしいし、やっぱり出てく他ねぇのか……。


強いよ、銀は。


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