自由人女子に一目惚れした天真爛漫ヤンキー
それでもぐったりしたまま。
え……ほんとにどっか体調悪いんじゃね?
「保健室行くか?」
「いや……」
「どこがツライ?コンビニでなんか買って来ようか?」
「……ほっとけ」
「……大丈夫?」
蘭子からの返答はナシ。
いつもに増してアタリ強いし、すっげー具合悪そう。
彼氏としてなんかしてやりたい………。
机に突っ伏してる蘭子の金髪をそっと撫でてみた。
「どうしたの?低血圧?」
「……り」
「ん?」
「生理だバカ……」
「あ……ごめん」
女の子特有の………。
確実に俺じゃ何も出来ねぇじゃんか。
でも、話くらいなら聞いてやれるし多少のわがままだって。
「ツライことあったら言ってみ?俺でよかったら……聞くよ」
情緒不安定になるってよく言うもんな。