遠恋






「なんで友姫の名前わかんのかな?」





真凛もお茶を飲みながらテレビをみていた。


そうだ、確かに私のことわかるみたい

話していたし...




『なんでかなぁ..』


「光希に似てたあの人...性格悪そうね」


『なんで?』


「柄、悪かったじゃん」




真凛は眉間にシワをよせて話す。



『そうかなぁ...』



光希に似てるあのひとが少し気になる。


まず、なんで私たちの部屋に?

二日酔いってゆってから

確実にこの部屋に昨日からいるよね..




「友姫、あのひとたち青年会のひとかも」




真凛はスマホを私にみせた。


そこには男のひとがたくさんいて

畑仕事?をしている写メ。



優雅とその友達の光希そっくりさんもいた。




「これ、三ツ木高校の青年会の写メ」




え、てことはあのふたりも合宿じゃん!

余計にわけがわかんない。




「とりあえず、光太郎なんかのとこいこ」


『え?なんで?』




真凛はソファから立ち上がり

私の手をひっぱる。




『ちょ、なんで光太郎なんかのとこに

いくの?』




真凛は立ち止まって、

振り替えって真剣な顔で私をみつめた。




「友姫の名前わかってたじゃん?

なんかあんまり言い予感しないんだよね。

なんかあったら私だけじゃなんもできないし。

だからとりあえず光太郎なんかに話さないと

友姫が危ない思いするかもしれないじゃん。

しかも、三ツ木高校の奴だなんて知ったら

さっきみたいに笑顔じゃないれないよ..」




心配そうな真凛の顔。

私は静かに真凛の後をついて部屋を出た。






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