臆病な恋



「そりゃあ瑠佳は前橋くんとラブラブで
めちゃくちゃ楽しみでしょーけど…」





「いやいや、そんなラブラブなんて
出来ないから!」





「それに比べて私は……うわぁぁん!」





雪音は泣きながら机に伏せた。





「でも本人から聞いたわけじゃないんで
しょ?」





「それはそーなんだけど…」





「じゃあ、いいじゃん!
それとこれは別と考えれば!」





雪音は瑠佳に励まされ、少しやる気を出した。








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