臆病な恋

思わず…





1ヶ月以上あった夏休みも終わり
今日から二学期がスタートした。





「あれから高島くんと会ってないの?」





瑠佳はそわそわしている雪音に聞く。




「会ってないよ~」




「…なにキョロキョロしてんの?」




「だって……
早く高島くんの顔、見たいなーって」




瑠佳が顔をのぞくと真っ赤になっていた。





「まあ、がんばんなよ。文化祭も近いん
だしさ」






< 45 / 232 >

この作品をシェア

pagetop