臆病な恋



雪音と瑠佳は喫茶店へ行った。


その喫茶店というのが、
男子バスケ部がやる“執事喫茶”だった。





「お帰りなさいませ、お嬢様!」




お店に入ると、執事の格好をした男バスがお出迎えをしてくれた。



恥ずかしさもあるようだが、楽しそうに
やっていた。




2人は案内され、席に着くと




「えーっと…ご注文は何にしますか?」




注文を聞いてきたのは、
執事の衣装を着こなした博文だった。




「………───っ!!!」




2人して声にならない叫びをあげた。



瑠佳は似合いすぎる博文を見て、
雪音はそんな瑠佳を見て騒いでいたのだ。








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