臆病な恋



……思い出すだけで胸が痛んだ。





いつも私の側にいてくれる。


気付かない程、さりげなく…





「おーい、何立ち止まってんだよ!
置いてくぞ!」




蒼太は雪音に向かって叫んだ。




「ちょっと待ってよー!」



 
雪音は蒼太のもとへ走っていった。








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