殺戮都市
その後も、何人かに連絡を取ったようで、大山田の溜め息がやけに大きく聞こえる。
「こりゃあ……望み薄だな。見ろよシェリーの寂しげな背中を。少年はいないのか?一緒にバベルの塔に行ってくれそうな仲間は」
そう言われてもな。
この街に来て、殆どの時間を恵梨香さんと過ごしていたし、南軍にいる時間自体が短かったし……。
だけど、俺の脳裏に何か光が見えたような気がして。
その光が徐々に頭の中で形になって行く。
「あ……もしかしたらあの人なら」
「なんだよ、いるんじゃねえか。じゃあそいつも呼べよ」
俺が思い浮かべた人物は……まさしく光り輝いている人。
……バーコードのおっさん。
そう言えば名前を知らないよな。
考えてみれば、ずっとおっさんおっさん言ってたけど失礼な話だ。
「俺と一緒にこの街に来た人達が、皆星5レアを持ってたんだ。二人とも来てくれたら戦力になるとは思うけど……明美さんは無理だろうな」
「考えてても仕方ねえだろ。連絡取ってみろよ。ダメでもともと、上手くいきゃラッキーラッキーだぜ」
「こりゃあ……望み薄だな。見ろよシェリーの寂しげな背中を。少年はいないのか?一緒にバベルの塔に行ってくれそうな仲間は」
そう言われてもな。
この街に来て、殆どの時間を恵梨香さんと過ごしていたし、南軍にいる時間自体が短かったし……。
だけど、俺の脳裏に何か光が見えたような気がして。
その光が徐々に頭の中で形になって行く。
「あ……もしかしたらあの人なら」
「なんだよ、いるんじゃねえか。じゃあそいつも呼べよ」
俺が思い浮かべた人物は……まさしく光り輝いている人。
……バーコードのおっさん。
そう言えば名前を知らないよな。
考えてみれば、ずっとおっさんおっさん言ってたけど失礼な話だ。
「俺と一緒にこの街に来た人達が、皆星5レアを持ってたんだ。二人とも来てくれたら戦力になるとは思うけど……明美さんは無理だろうな」
「考えてても仕方ねえだろ。連絡取ってみろよ。ダメでもともと、上手くいきゃラッキーラッキーだぜ」