色のない世界
でも何度聞いても、門真の態度は変わる事はなく、自分の中で“それ”が確信へと変わっていった…

「拓は…今何処に居る?」

「一階の霊安室に…」

それを聞いて病室を飛び出した。

確信している“それ”をやっぱりまだ受け入れたくなくて、会ったら

「よっ!琉!」

って言いながら笑ってくれるような気がして…


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