色のない世界
「おじいちゃん、何で亜美が壷を割ったって分かったの?」

「それはな…目撃者が居たんだよ」

「目撃者?」

「そう。たまたま良二がな」

「そっかぁ…」


この出来事があってから、亜美はおじいちゃんの事が嫌いになったらしく、わざと嘘をついたり、人のせいにしたりを繰り返した。


そして、これをきっかけに私との仲もぎくしゃくしだす。


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