色のない世界
何これ?

どんな事があっても笑え?

こんな状況で、笑えるわけないでしょ?

おじいちゃんがいなくなって、初めて何にも考えずに接する事ができた人で、私と亜美を見分けられる人で

私の味方だと思ってたのに…

琉にとっては、私なんて別れを言うまでの存在じゃなかったって事なのかな…

何でいつも私の大切な人は、何にも言わずに去ってしまうのだろう?

どうして?

何か理由があるの…?

理由…

その時、忘れていた事を思い出した。


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