色のない世界
「えぇ〜。可愛い顔して、おっかない事言うね〜」

「ほっといて。で?やるの?やらないの?」

「でも、ただっていうのも…なぁ?」

「「あぁ…」」

「誰もただでとは言ってないでしょ。これで…」

そう言いながら、一通の封筒を差し出した。

その中身を見た男達は、俄然やる気を見せた。

「分かった!いつ、やればいいの〜?」

「今夜…」

「また、急だね〜。まっ、いいか。その子には何処で会えるの?」


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