色のない世界
「そこの人!名前がないなら、ABCでいい?呼びづらい」

「いいよ」

「じゃ、A!さっきの子って誰?」

「それは言えない」

「じゃ、B!今から何するの?」

「君をボコるっ」

「はっ?何で?!」

「頼まれたから?でも…」

そう言うと三人でコソコソと話だした。

「?」

「決めた!」

「ボコる前に…」

「ふへへへ…」

「…じゃ、今から私はヤられてボコられるの?」

「そーいう事っ!」

「ヤるなら、起きるの待ってないでさっさとすればよかったのに?」


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