色のない世界
「あんた…冷たいね」
「そう?俺は親切な奴の方が、よっぽど胡散臭いと思うけど」
「……」
「納得したんだ?
そりゃ、よかった」
「あんた…ここに入院してるの?」
「まぁ〜ね」
「名前は?」
「人に聞く前に自分から言えば?」
「(ムカつく)そうだね…
私、友香(トモカ)」
「俺、琉(リュウ)」
「あのさ…
話してるんだから、話してる人の方見なよ!」
「へぇ〜。
そんな事気にするんだ
意外…」
「あんた、本当に失礼な奴だね」
「はは。ごめん、ごめん」
そう言って琉が笑った姿を見て、私は不覚にもカッコイイと思ってしまった。
.
「そう?俺は親切な奴の方が、よっぽど胡散臭いと思うけど」
「……」
「納得したんだ?
そりゃ、よかった」
「あんた…ここに入院してるの?」
「まぁ〜ね」
「名前は?」
「人に聞く前に自分から言えば?」
「(ムカつく)そうだね…
私、友香(トモカ)」
「俺、琉(リュウ)」
「あのさ…
話してるんだから、話してる人の方見なよ!」
「へぇ〜。
そんな事気にするんだ
意外…」
「あんた、本当に失礼な奴だね」
「はは。ごめん、ごめん」
そう言って琉が笑った姿を見て、私は不覚にもカッコイイと思ってしまった。
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