色のない世界
怒ったのだろうか…?
確かに、理由も分からずに八つ当たりされたのだから気を悪くするのは当然だ。
「ごめん…」
「別に謝らなくていい」
「…」
「八つ当たりしたのには、ちゃんと理由があるんだろ?だから、いい。謝るな」
「本当は今日は止めとこうと思ったんだけど、何か一人はイヤだった…」
「…ふ〜ん。で、ここ?」
「…うん」
「何で?」
「琉だったら、何にも聞かないと思ったから…」
「そうか」
「うん…」
「まっ、その考えははずれちゃいないな」
「そう?」
「おう!ってか、お前…友達いないだろ」
琉が真顔で言ってきた。
「なっ!」
私は急いで否定しようとして、つい声が大きくなった。
.
確かに、理由も分からずに八つ当たりされたのだから気を悪くするのは当然だ。
「ごめん…」
「別に謝らなくていい」
「…」
「八つ当たりしたのには、ちゃんと理由があるんだろ?だから、いい。謝るな」
「本当は今日は止めとこうと思ったんだけど、何か一人はイヤだった…」
「…ふ〜ん。で、ここ?」
「…うん」
「何で?」
「琉だったら、何にも聞かないと思ったから…」
「そうか」
「うん…」
「まっ、その考えははずれちゃいないな」
「そう?」
「おう!ってか、お前…友達いないだろ」
琉が真顔で言ってきた。
「なっ!」
私は急いで否定しようとして、つい声が大きくなった。
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