色のない世界

墓参り

病院を出て近くの花屋に寄り駅へと向かう。

｢一ヶ月ぶり…かな｣
とポツリと呟いた。

乗車した駅から３つ目で下りて、そこからまたバスに揺られる。

そして、歩く事10分。

｢着いた…
やっぱり、いつもの事だけどこの坂はきついなぁ…｣

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掃除も終えて、花を供えた。

そう、私は大好きだったおじいちゃんのお墓参りに来ている。


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