色のない世界
「あっ、そうだ!
友香ちゃん!今から俺の事、浅井さんじゃなくて和也さんって呼んでくれない?」

「えっ?」

「だって、親父も来るから浅井さんって言われたら、どっちも返事するからさ」

おじちゃんと浅井さんじゃダメなのかな?

それで十分分かると思うんだけど…

「…分かりました」
そう返事をすると、更にニヤニヤ笑い出した…。

いっ、一体、何があるの?!


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