恋バナ
お料理
まだ午後4時で、駅ビルのカフェを出たら、すぐに人の群れに合流した。





『やってらんないんですけど、毎回ー…。』







思わず口から本音が出た。





『暑いなぁ…。』




駅ビルを出ると、もう夏も終わりの時期なのに、太陽が真夏並みの勢いで照りつけていて、私は日焼け止めを塗らないで家を出てきたことを、かなり後悔し始めた。





フレンチスリーブの白のシャツに、黒のショートパンツで、露出度が高い。



『せめて、もう少し日が落ちるまで、どこかに入ってたいなー…。』


とりあえず駅前をあてもなく左に歩き出したー…。
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