私の初恋はケーキから始まった
-出会い−
-梨華side-
私は栗原 梨華。
高校1年生。
なのにまだ初恋はしたことがない。
私の親友、柳原 柚美はとても可愛くて、恋なんて沢山してるし、告白されまくり
まぁモテるし。
羨ましいな・・・。はぁ。
あっ。はやく食べないと、、、
私は寮の学校なの。
今日の朝ごはんはいつものメニュー。

それは、、、、、
コンソメスープと、ライスと、、、、、
大好きなチョコケーキ!
好きなように選べるんだ♪
そんなことを思っていると、
ドンッ
「あっ、、、、私の大好物のチョコケーキが。・゜・(ノД`)・゜・。
ちょっと!誰!」
あっ。爽やかということで学校で有名な、柊 俊。
「ごめん。急いでて。」
すごい申し訳なさそうな目でみてくる。
心臓の音がはやくなる。
「ごめん。後でここに連絡して。」
ニコッと笑った。
そう言って柊くんは、自分のメアドの書いたメモを渡してくれた。
「今日の昼、屋上で待ってるから来てね」
と言って急いで走って行った。

何か.....。チョコケーキが、ぐちゃぐちゃで、可哀想だけど。そんなことはどうでもいい。
私は床を拭きながら柊くんのことを、考えていた。
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