フシギな片想い
じゃあ、さっきの鋭い意見は何なんだ?と思ったが、「さっきそう思ったのは・・・」と彼女の方から自白してきた。
「たぶん、私が児玉くんのこと、ずっと・・・・・・ううん、やっぱ何でもない。今の忘れて」
自分から話し始めて置いて、発言を取り消すように、顔の前で両手を振った。
・・・何なんだ。
「また、家にお邪魔する時には児玉くんの部屋も見せてね!」と強制的な約束をさせられ、彼女と別れた。
まぁ、いいさ。
焦ってはいない。
じっくりと時間を掛けて、この気持ちは温めていこうと決めたのだ。
いつだって、これからだって、美雨の一番近くにいる男は俺なのだから_____
*完*
★読んでくれた方へ ありがとうございました(*'ω'*)★
★2014.6.17 北沢あたる★