フシギな片想い


相変わらず、玲央さんと話す時は苦しくて、好きって気持ちをママに悟られないようにするのに、神経をすり減らしてはいるのだけれど。


2人とも、私を大切に思ってる。


芽衣子からそう聞いて、恥ずかしかったけれど、安心した。


私、ここにいてもいいんだって思った。


些細なことだけど、気付かせてくれた芽衣子に心の中でありがとうって呟いた。


芽衣子と友達になれて良かった。


目を瞑ると突然眠気が襲って来て、私はすぐに眠りに落ちた。




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