心の声
真唯は悲しかった
そしてその人に言った
安藤くんの心を救ってあげたいです
「真唯さん、それが
あなたが選ばれた役目なのです」
「心の圧力から解放してあげるのです」
どうやって?
「彼の苦しみを聞いてあげるのです
あなたならきっと寄り添えます
そして、苦しかったことを
認めてあげるのです
苦しかったね・・と
それから、期待せずに
彼にチャンスが訪れるように
見守ってあげることです
チャンスが来たら
そっと背中を押してあげるといいです
あなたの心の声は
彼の心に届き
彼はきっと明るくなります」