残り僅かなイノチ…




朝は愛衣に会いに行くから




急いで学校の準備をしたんだ





そして病院へ。




愛衣は目を腫らしていた。





「泣いてたのか?」





俺が聞くと静かに頷いた。




『ごめんね。竜樹。
弱くて。こんなの
彼女失格だ。』





愛衣は自分を責めているんだ。





やっぱりアホだ。








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