☆You☆
すごく痛くて
涙が こぼれた私に
悠太は
私の頭を優しく撫でながら
私の涙をキスで拭った
私の右膝の傷跡に キスしながら
愛してる 愛してる 愛してると
何度も 何度も 私の中で 言った
悠太の 尚 愛してる
って言う声だけは ちゃんと覚えてる
もっと今までより
距離が近くなれば
近くなるほど
愛してると伝えれば伝えるほど
他の誰かに 取られてしまう
不安が大きくなるのは
どうしてだろう