゚+キセキ+゜
──……
「じゃあ、また明日ねー」

『うん!!バイバーイ』
藍と別れてあたしは自分の家に歩き出した

でも、ホントに藍と谷くんってお似合いだよなぁ
ラブラブだし
まぁ、あんだけ性格良くて可愛かったらあんな良い彼氏できるよな……
ちょっとはあの可愛さ
分けてほしいよ
てか、あたしにはいつ好きな人ができるんだろ
本気で恋なんてできないんじゃない?

そんな時ふと、山崎が脳裏に浮かんだ

『アイツカッコ良かったな……』

誰もいない道でポツリと
呟いた

えっ!!!!あたし何言ってんの!?
立ち止まって、冷静に考えた
今…カッコ良いって言った!?そういや、朝も思ったな……何で!カッコ良かったっけ!?
カッコ良くない
絶対カッコ良くない!!
あたしの見間違いだっ!!
っていうか、暑いし!!

あたしは全力疾走で家まで走った

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