扉の向こうのパラダイス
ううっ、ぶるぶる。
思わず首を振ってしまう。
そんなはずはない。
俺は女の子が好きだ。
俺がエッチしたいのは女の子だけだ。
アダルトDVDだって見るじゃないか。
頼むよ、おまえ、ノーマルだろう?
正常だって言ってくれー。
自分の中の天使がそう叫んでいる。
でも、現れた別の天使はこう囁いている。
「ひっひっひ、ついに気が付いたか。
目覚めろ、お前はゲイなんだよ。本当は男が好きなんだよ」と。
ヒッ!
心臓が跳ね上がる。
そいつは天使なんかじゃない。悪魔だ。
自分の中の天使と悪魔。
違う、違う、違う。
男が好きなはずがないじゃないか。
俺が見たいのは女性のアソコだけ。
・・・だけど男性のモノも見てみたい・・・
クリックを繰り返し、パソコンの画面に現れたのは、日に焼けた上半身裸の男性の姿の画像。
ジャニーズのような整った顔立ちのイケメンが複数、肩を組んではにかんでいる。
「ラブ・コミュニケーション」
ゲイの出会い系サイトだった。
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