扉の向こうのパラダイス
「ごめん、いっちゃったよ」
思いっきり口の中に出してしまい申し訳なく思った。
カズオ君は、浴室の隅の排水溝の俺の精子をそっと吐き出し、口元をすすいでいる。
「ううん、気にしないで。気持ち良かった?」
「うん、そりゃもう」
本心だった。
これまで何人もの女性に口でしてもらったが、これほど気持ちいいフェラチオは初めてだった。
思わず口に出す。
「こんなに気持ちいいのは初めてだよ。女性と何が違うんだろう」
「だって同じ男だもん。感じる場所は良く分かるさ。
あと、口の大きさは絶対に女とは違うよね」
口の大きさ?
「あ、そっか。
男の方が唇が厚い分、上下運動における摩擦と抵抗が女性とは全然違うってわけか!」
「あはは、ユージさんって面白いですよね。
理科の実験じゃないんですから」
「そうだな、分析して論文でも書いて発表でもするかな」
馬鹿馬鹿しくて苦笑した。
風呂場で、真っ裸の男2人で、何を話しているんだか。
思いっきり口の中に出してしまい申し訳なく思った。
カズオ君は、浴室の隅の排水溝の俺の精子をそっと吐き出し、口元をすすいでいる。
「ううん、気にしないで。気持ち良かった?」
「うん、そりゃもう」
本心だった。
これまで何人もの女性に口でしてもらったが、これほど気持ちいいフェラチオは初めてだった。
思わず口に出す。
「こんなに気持ちいいのは初めてだよ。女性と何が違うんだろう」
「だって同じ男だもん。感じる場所は良く分かるさ。
あと、口の大きさは絶対に女とは違うよね」
口の大きさ?
「あ、そっか。
男の方が唇が厚い分、上下運動における摩擦と抵抗が女性とは全然違うってわけか!」
「あはは、ユージさんって面白いですよね。
理科の実験じゃないんですから」
「そうだな、分析して論文でも書いて発表でもするかな」
馬鹿馬鹿しくて苦笑した。
風呂場で、真っ裸の男2人で、何を話しているんだか。