扉の向こうのパラダイス
ゲイの出会い系サイトに書き込んだことから、カズオ君との出会いがあった。
書き込むにあたり、新規に作ったフリーのメールアドレス。
2週間ぶりにチェックをすると、「掲示板を見ました」という件名で、3人からのメールが届いていた。
そのうちの2人は「会いましょう、ヤリましょう」と、いかにも露骨な誘いだったので、返事も書かずに削除をした。
残りの1通は、実に紳士的な内容だった。
『こんな出会い系サイトを見るのは滅多にないことで、ましてやこうしてメールを書くことは初めてのことです。
それほどに、あなたの書き込みは衝撃的でした。
当方は172*62*49。バーボンでも飲みながらゆっくり話しませんか?』
「自分はゲイかもしれない」・・・
俺は書き込みにそう書いた。
そんなに衝撃的な内容だっただろうか?
書き込むにあたり、新規に作ったフリーのメールアドレス。
2週間ぶりにチェックをすると、「掲示板を見ました」という件名で、3人からのメールが届いていた。
そのうちの2人は「会いましょう、ヤリましょう」と、いかにも露骨な誘いだったので、返事も書かずに削除をした。
残りの1通は、実に紳士的な内容だった。
『こんな出会い系サイトを見るのは滅多にないことで、ましてやこうしてメールを書くことは初めてのことです。
それほどに、あなたの書き込みは衝撃的でした。
当方は172*62*49。バーボンでも飲みながらゆっくり話しませんか?』
「自分はゲイかもしれない」・・・
俺は書き込みにそう書いた。
そんなに衝撃的な内容だっただろうか?