好き【実話】



「いるよ、大好き」

「誰にも言わないから…教えてよ♪」

「え!?言わないよっ!!」


君は粘った。

そんなに

私の好きな人を

知りたいですか…?


思いきって

言ってみたんだ。


溢れそうで

仕方がなかったから。

「私ね…いま、目の前にいる人が好き」


その瞬間君は

頬杖をついた。



困った?

困っちゃった?

ごめんね…



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