飼い犬に恋をした~始まりはいつも雨~


鳴き声が聞こえた方を振り向くと、


「高宮…くん?」



「高宮じゃない。犬です」



ダンボールに小さくなって壱が入っていた。



そして、壱は



「先輩…俺を拾って下さい」

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