大人なアイツと子供なアイツ
「な、何って…ちょっと迷っちゃいました。」
そういうと男の人は、ブハっと噴きだした
「迷子とかwwwいくつだよwww」
「15歳です!今日から流星学園の1年生なんです!」
すると男の人はお腹を押さえながら苦しそうに笑い出した。…この人失礼過ぎる気がする…
「あー、腹いてぇ…ブハァ‼ハハハハッwww」
うん。この人はデリカシーのない人だ。
あと、さっきから笑いすぎ‼!!!
何で優しそうなんて思っちゃったんだろう・・・
「あーなんか一生分くらい笑ったかもwww」
そっそんなに・・・やっぱり学校内の地図持ってくればよかった・・・
「お前、名前なんていったっけ?」
「秋山ひより。1年E組の。」
名前をいったときに男の人の目が見開いたのは多分気のせいだろう。
「同じクラスじゃん。」 
・・・え・・迷子になってんの見られた人と同じクラス・・・ヤダ・・・
ってか高1!?大人っぽいなぁ・・・
「俺はこうき。吉岡光毅。よろしくな。」
ニコッとしながら手を差し出す光毅。・・・握手ってことだよね?
「こちらこそ!よろしくね、吉岡君!」
そういって手を握った。
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