コノヨノオワリ
夢なわけない。

とりあえず俺は家に帰ることにした。



「ただいまー」

そういえば母さんはコノヨノオワリのこと知ってるのか?

「おかえり。はやかったのね。」

「母さん、コノヨノオワリって知ってる?」


反応から見て知っている様子だ。

「学校はなんて言ってたの?」

俺は先生が言っていたことを言った。

「そう。じゃあ自由にいってらっしゃい。最後にやりたいことくらいあるでしょ?」

「……」

「自分が最後になにをしたいのか、ゆっくりでもいいから、考えなさい。悔いのないように。」

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