嫌い【刃物での復讐】


向かってきたハサミを

ひょいとよけ

落ちたハサミを手にもつ。


その瞬間

金髪は

憎悪に満ちたような顔で

私を睨んだ。


「ブスが睨んでも怖くないから笑笑」


私は、

思わず笑ってしまう。


そんな教室に


「先生!!こっちです!!」


と、先生を連れてくる生徒。



「なに…チクってんだよ!!!!カスは黙っとけ!!!!」


私が叫ぶと

生徒はひるんで

足をがくがくさせた。



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