ありがとう
「…ん?なんで、稲垣さんが…」
なんで今日の女の子と
「お前なんでいんだ?」
理玖が??
『こっちが聞きたいんだけど』
2人で仲良く手なんてこっそり
握ってたくせに。
邪魔者みたいな目で見るし。
「ちーはるっ♡兄ちゃんがお前の好きな
ジュース買っといたぞっ!」
そう言って出してきたのは
いちごみるく。
『…何年前の話さ。。でもありがとう』
そう言っていちごみるくを受け取った
「おうっ!」
実を言うと今でも好きなんだけどね。
私はパックのいちごみるくを開けて
ストローを指して
理玖の隣に座った。
本当は、違うとこに座りたかったんだけど、上司さん達が座ってたし
座るところもなかった。