ありがとう

『理玖っ、キキちゃんが心配してるよ
彼氏が彼女に、心配させたらだめでしょ??』

「俺あいつの彼氏じゃねぇし…。」

そう言ってまだ私の肩に頭を
のせてくる。

それより。

『彼氏じゃにゃいの!?』

「うん。てかお前…ちいせぇ…クッ」

『う、うるさい!』

噛んだのを見逃してくれた。

「しかも、かんだしな。」

『うぉいっ』

「お前、すげぇいい匂いする」

『ほんと?もしかして、さっきから
匂いかいてんの!?くさいでしょ!?』

「ぶはっ、まじでうける。」

全然笑えないけど…


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